アントーニオの肉一ポンド

返却期限を過ぎました。

私と希望ヶ峰学園 

 始めてしまいました。ダンガンロンパ

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 なぜ今ダンガンロンパか。モンハンがひと段落したからです。モンハン、ダンガン、ダンロン。似ていますね。

 知らない人のために言っておくとダンガンロンパは希望ヶ峰学園と呼ばれる、何かしらの才能に特化した高校生達を集める特殊なエリート校を舞台に繰り広げられるサバイバル推理アドベンチャーの皮を被ったシューティングゲーム或いはジャンルにおける一部システムを踏襲した音ゲー

 何年も前のゲームですから詳しい説明は省きますが、私今日まで未プレイでやって参りました。それが盆休みの気の迷いで新しいゲームやるかってなってたところに目についたのがこのダンガンロンパだったのです。

 

 はい入学。

 

 私はダンガンロンパシリーズ第1作目にあたる今作の主人公、苗木誠くんを操作することになりました。正直なところこのダンガンロンパについてはところどころ知ってる部分がありました。アニメもやってたからね。2からはまるで知らんのですけれど、知ってるものを敢えてやるみたいなことに二の足を踏んでおった私でした。

 

苗木くん:それは違うよ

私:え どゆこと?

苗木くん:それは違うよ

私:だからそれっていうのは

苗木くん:それは違うよ

私:えっと

 

 理解しました。私が知ってる苗木くんは「それは違うよ」しか言わないのです。まるでロンパ出来ないんです。つまり私は真の苗木くんをまるで知らないんです。だったらダンガンロンパの何がわかるってんだ!

 

 編入

 

 というわけで入学初日。集められた「超高校級」を冠する若き才能の持ち主達は見た目にも曲者で一見してなんの能力に特化してるのかわかんないキャラクターも見受けられます。"超高校級の御曹司"なんてのはただただ両親による後光ではないのかってのはさておき、我らが苗木くんは超高校級の幸運としてここ希望ヶ峰学園に参戦しております。一般人が努力しても辿り着けない各分野のナンバーワンだけが集う学校です。そこに抽選で選ばれた冴えない彼は運においてナンバーワンなんじゃね? ってハナシ。ところが彼自身もゲーム開始すぐに振り返ります。実は超高校級の幸運なんじゃなくて超高校級の不運なんじゃないか、と。何せこれから始まるのは楽しい学園生活、その青春などでなく同級生同士のコロシアイなのですから。

 

 ゲームの雰囲気は理解しました。というかだいたいこの辺のあらすじは知ってました。なので特に新鮮みもなくスッと受け入れられたのは反面残念とはいえ仕方ないです。なのでいったんシナリオ面はさておきシステムについて話すと、最初はデスゲ主催のぬいぐるみ、モノクマの思惑に乗っかるまい、或いはこの状況に半信半疑な生徒達は大きな動きを見せません。でもそれじゃあ始まらないのである種プレイヤーのために彼らは悲惨な道を進みます。つまり事件が起きて捜査をして裁判が始まり推理によってクロを告発するってのがダンガンロンパの大まかな流れ。最初の事件で早速疑われた苗木くんのために私は捜査を開始します苗木くんを操作します。

 校内を散策する時は自視点で歩き回るんですけれど早速酔いそうになりました。似たような場所をぐるぐる回ってると吐きそうになりました。同級生(ゲーム内)の死体を見てもなんとも思わない冷酷な私がです。ただマップ画面からショトカもできるので極力使っていきたいと思いました。開始直後調べられる場所はさほど広くないですが記憶力が死んでるのと深読みしたがる性格の所為で何度も同じ箇所に意味を見出そうとしてしまい、場所によって「関係ない」とゲームシステムから指摘される始末でした。

 一通り証拠になりそうなものが集まると強制裁判が開始。雰囲気的には人狼+逆転裁判みたいな感じなんですけれど、未プレイの時には知らなかったこのゲームの特色にぶち当たりました。それはキャラクター達の議論の中に潜む矛盾点に先程の捜査パートで得た証拠の中から適切なものを突き付けるのですが、物理的にぶつけます。苗木くんは何故か銃を持ってます。おそらく比喩ですがプレイヤーから見ればばちばちリボルバーのシリンダーが映ってます。集めた証拠がその弾ってわけ。でそれぞれの発言が文字として立体化して流れてくるのでそこを狙って弾をぶち当てるんです。○pexやん。コレは知らなんだ。挙句ボタン連打しすぎたせいでゲーム側が最初にしてくれるつもりだった説明も拒否してしまったために初見なにしていいのかよくわからないまま勘で終わってしまいました。他にもネプリーグみたいなことをさせられたり安い音ゲーみたいなことをしながら割とボリュームある最初の裁判を終えたのです。今回は最初の事件だったのでヒントがわりと簡単でした。それにそんなん関係なくネタバレ踏んでたからねアニメで。

 

 知ってる部分はあってもゲーム性は面白いと思いました。実際夢中になって一日が終わろうとしています。どうしよう。明日も休んでいいですか?

 

苗木くん:それは違うよ